花
もし僕が、水という名の愛を注いだら
君は綺麗に咲いてくれるの?
それとも儚く散りゆくの?
応接室の机の上には、
一輪の蓮の花。
其の隣にあった四つ折にされたメモには「輪廻の果てで待っています」と書かれている。
こんなものを応接室に残し消える輩は1人しか居ない。
六道骸だと直ぐに分かった。
しかも、この花は・・・
骸自身に刻み込まれた花。
其の花の持つ意味とは・・・
僕はまだ、何も出来ない。
でもいつか、
いつの日か・・・
答えてあげたい。
このメッセージに。
それまで待ってて欲しいんだ。
輪廻の果てで、
君に逢える日まで。
だから僕は誓ったんだ。
この花に。
でも、机に置かれた花はみるみるうちに、枯れてしまった。
まるで、役目を終えたように。
闇の中で枯れた花は、今日も僕の心の中で咲き乱れる。
fin
後書き
わわっ!!!
こんな暗い作品で投稿すみません;;;
しかもまとまってないです・・・
只今、牢獄に囚われている骸さんを雲雀さんがいつかきっと助けにいくよ
的な話のつもりです。
最後まで読んで下さり、有難う御座いました!!!
また、駄文失礼致しました。
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